2018年中途入社
田邉 聡子
看護課長大学病院内科勤務など看護師経験は約23年。休日の過ごし方は、ドライブやショッピング。新たな趣味として、御朱印集めに興味を持っている。中学2年生の時、祖父が胃がんで他界。入院中献身的に看護してくれた看護師に憧れたことがきっかけで看護の道へ。
入社の動機
看護師としてこれまで、大学病院内科4年、がん専門病院6年、慢性期病院13年の経験をしてきた中で、社会の医療に対するニーズが変わってきたと感じています。少子超高齢化、多死社会の到来が目前に迫り、これからは在宅看護の時代になるのだろうと思い、転職を考えるようになりました。当初は、在宅看護の職場を希望していたのですが、実際に働く上では家庭の問題などで難しい点があり、特別養護老人ホームへの転職を決めました。
転職先の希望条件としては、通勤時間が短い自宅から通える場所であることでした。この職場はその条件に合っていることに加えて、知人が働いていたことや、開所してまだ2年程度と新しい施設だったことも魅力に感じて、転職を決意しました。実務上のまだ確立していない部分があれば、私のこれまでの経験を少しでも活かすことができるのではないかとも思いました。実際に、入職後はさまざまな面で評価をいただき、現在は管理職の役割を担っています。
転職先の希望条件としては、通勤時間が短い自宅から通える場所であることでした。この職場はその条件に合っていることに加えて、知人が働いていたことや、開所してまだ2年程度と新しい施設だったことも魅力に感じて、転職を決意しました。実務上のまだ確立していない部分があれば、私のこれまでの経験を少しでも活かすことができるのではないかとも思いました。実際に、入職後はさまざまな面で評価をいただき、現在は管理職の役割を担っています。
仕事の内容
当施設では、特別養護老人ホームでは珍しい看護師の24時間常駐体制を敷いており、日勤と夜勤があります。日勤の場合は朝8:30に出勤し、夜勤者からの申し送りを受けてから、仕事を開始します。点眼・軟膏・創傷・褥瘡といった処置を行いながら体調不良者の状態を観察し、併設クリニックの医師に報告します。そのほか、経管栄養の準備・投与、食事介助、職員との薬のダブルチェックなどが看護師としてのルーティン業務になります。
管理職としての仕事は、自身の経験や看護師および他職種スタッフとの情報共有、勤務管理などをになっています。当施設では老衰を対象として看取り介護も行っています。対処の仕方は病院と根本的に異なります。例えば、老衰によってごはんが食べられなくなっていく場合、病院では太いチューブや胃ろうなどで物理的に栄養を注入します。しかし、特別養護老人ホームの場合、このような医療行為は行わず、水分補給のみで自然に経過を見守っていくことになります。入所者さんの身体的・精神的苦痛をできるだけ緩和し、ご家族の方にも安心していただけるように、自身の経験を踏まえた看護師への指導も大切な仕事のひとつです。
管理職としての仕事は、自身の経験や看護師および他職種スタッフとの情報共有、勤務管理などをになっています。当施設では老衰を対象として看取り介護も行っています。対処の仕方は病院と根本的に異なります。例えば、老衰によってごはんが食べられなくなっていく場合、病院では太いチューブや胃ろうなどで物理的に栄養を注入します。しかし、特別養護老人ホームの場合、このような医療行為は行わず、水分補給のみで自然に経過を見守っていくことになります。入所者さんの身体的・精神的苦痛をできるだけ緩和し、ご家族の方にも安心していただけるように、自身の経験を踏まえた看護師への指導も大切な仕事のひとつです。
仕事のやりがい
特別養護老人ホームでは、入所受け入れについての判定会議があり、医療行為が多くなると予想される利用者さんの場合、入所できない場合があります。通常は医師や看護師が常駐しておらず、医療依存度の高い利用者さんへの対応力に限界があるためです。そういった利用者様は、有料老人ホームが選択肢になりますが、その費用は非常に高額で、誰でも利用できるわけではありません。クリニックを常設している当施設では、医療依存度の高い利用者さんでも受け入れることができるという点に使命を感じています。
特別養護老人ホームでの看護師の仕事は、一般の病院と比較して採血や点滴などの機会も少ないため、一人ひとりの入所者さんとのコミュニケーションがゆっくりと取れる点が特長です。一方で、このような施設で働くことは技術力の低下を懸念する声も聞かれることがありますが、当施設では入所者さんに対するコミュニケーションの時間と技術的な行為の時間に偏りがなく、バランスよく経験を積むことができます。管理職として、そういった不安が払拭できるように現場の環境を整えていくことにも大きなやりがいを感じています。
特別養護老人ホームでの看護師の仕事は、一般の病院と比較して採血や点滴などの機会も少ないため、一人ひとりの入所者さんとのコミュニケーションがゆっくりと取れる点が特長です。一方で、このような施設で働くことは技術力の低下を懸念する声も聞かれることがありますが、当施設では入所者さんに対するコミュニケーションの時間と技術的な行為の時間に偏りがなく、バランスよく経験を積むことができます。管理職として、そういった不安が払拭できるように現場の環境を整えていくことにも大きなやりがいを感じています。
今後の目標
個人の目標としては、アセスメント能力とコミュニケーション能力の向上です。当施設では、比較的医療依存度が高い利用者様が多いため、異常の早期発見が必要不可欠です。これまでに蓄積してきた専門的知識や過去の経験を活かして、利用者様の日常生活に長期に関わりながら、「支える看護」を実現させたいと考えています。そのためには、新たな知識の吸収も必要となるため、外部研修にも積極的に参加したいと思います。
管理職としての目標は、個人目標に加えて「人材育成能力」「問題解決能力」「決断力や行動力」といったマネジメントスキルの向上です。部下からも信頼を得られる管理職像を早く確立させたいと考えています。また、職場環境の整備も管理職の大切な役割です。仕事と家庭の両立ができるワークライフバランスの充実も図りたいと思います。当施設では子育て中のナースも多く、働き方への理解を得られやすい職場だと思います。実際、上層部も非常に理解がありますが、今後はさらに一人ひとりの事情に合わせた働き方ができる環境を作っていきたいと思っています。
管理職としての目標は、個人目標に加えて「人材育成能力」「問題解決能力」「決断力や行動力」といったマネジメントスキルの向上です。部下からも信頼を得られる管理職像を早く確立させたいと考えています。また、職場環境の整備も管理職の大切な役割です。仕事と家庭の両立ができるワークライフバランスの充実も図りたいと思います。当施設では子育て中のナースも多く、働き方への理解を得られやすい職場だと思います。実際、上層部も非常に理解がありますが、今後はさらに一人ひとりの事情に合わせた働き方ができる環境を作っていきたいと思っています。
あなたへのメッセージ
これまでの施設勤務経験を活かして、「積極的に夜勤をしたい」「スキルも保ちつつゆっくり利用者様と向き合いたい」という環境を求めている方には理想的な職場だと思います。当施設では、特別養護老人ホームには珍しい24時間看護師常駐の体制を取っているため、夜勤ができる方は大歓迎です。また、看取り介護も行っており、利用者様と多く関わりたい、寄り添いたいという方にもやりがいがある職場だと思います。敷地内に併設のクリニックでは採血等の業務もあるため、養護施設でありがちな経験不足による技術の衰えといった心配も少ないと思います。
また、職場としても看護師に優しい環境だと思います。併設のクリニックがあることで、利用者様の体調不良時にも医師が往診してくれます。急な外来受診への付き添いもほとんどありません。看護師の在籍人数も他の施設と比べると、多い方だと思います。経験豊富なスタッフも多いため、判断に困った時にはいつでも相談できる風通しのいい環境です。残業もほとんどなく、管理職も含めてほぼ全員が定時で上がれるため、オンオフの切り替えがしっかりできています。このような環境に興味を持たれた方は、是非、私たちと一緒に働きましょう!
また、職場としても看護師に優しい環境だと思います。併設のクリニックがあることで、利用者様の体調不良時にも医師が往診してくれます。急な外来受診への付き添いもほとんどありません。看護師の在籍人数も他の施設と比べると、多い方だと思います。経験豊富なスタッフも多いため、判断に困った時にはいつでも相談できる風通しのいい環境です。残業もほとんどなく、管理職も含めてほぼ全員が定時で上がれるため、オンオフの切り替えがしっかりできています。このような環境に興味を持たれた方は、是非、私たちと一緒に働きましょう!
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